お中元のお返しは必要?その時期やおすすめの商品、
その相場をご紹介いたしましょう。
7月からお盆にかけてお中元を贈られるという日本の文化ですが、
お中元をもらった時にどうすればいいのか知っておかないと
失礼になってしまいます。
お中元のお返しは必要?
お中元のお返しは必要なのでしょうか?
そもそもお中元とは、お世話になっている人へ
感謝の気持ちを込めて贈るものです。
基本的には、お中元へのお返しに何かを送り返すことは義務ではありません。
しかし、物を頂いてそのまま無視するのもとても失礼なことになってします。
相手からの感謝の気持ちですので、もらった側は何かを
お返しする必要はありませんが、一般的にはお礼状を
お返しするのが礼儀とされています。
しかし、一般的には贈る側と贈られる側の立場の
「お世話になっている気持ち」が同等になる場合もよくある事です。
同等な立場の方からのお中元には、同じ程度の値段の品を
「御礼」や「お中元」として贈る方が無難とされています。
しかし、明らかに自分が目上の場合は、物を贈ることはなく
お礼状を出す程度の留めるようにしてあげる事が、相手への礼儀
となりますのでご注意ください。
互いの立場により変わってくるので、微妙な場合は、
物を贈り返すよりも、その年はお礼状にして、翌年にはお中元を
贈るなど、関係性を考えておこなうようにしましょう。
お中元のお返しの時期とおすすめ商品は?
お中元のお返しには、気をつかう必要があります。
贈られたものよりも、明らかに高額なものを贈るのは、
「もう来年からはいりません」という意味を込めてしまうので、
なるべくもらった物と同等に見えるものを選ぶように心がけてください。
お中元の時期は、7月初旬から15日くらいまでが東関東、
8月初旬から15日までが西日本となります。
その間であれば、お礼状を添えて贈ると喜んでいただけるでしょう。
お返しのお中元に関しても、普通にお中元に使われる品で構いませんが、
ギフトカタログなどですと、適当に感じられる場合もありますので、
なるべくお米や食用油などの、良く使われる消耗品をお勧めいたします。
そんなに高額なものではありませんので、相手も感謝の気持ちだと
受け取ってくださるでしょう。
お中元のお返しの方法を間違えると、関係が壊れる場合もあるので
十分に気を付けるようにしてください。
お中元のお返しの相場をご紹介。
お中元のお返しの相場をご紹介いたしましょう。
お中元の相場は大体3000円から5000円とされていますが、
お返しの相場としてはそれ以下を目標にしましょう。
贈られたものよりも高額になってはいけないので、
2000円代の物を探すのが一番かもしれません。
しかし、お中元とは互いへの感謝の気持ちを伝えあうものですから、
安価っぽく見えるのは絶対に避けるべきですが、貰った物よりも
高そうに見えてもいけません。
そう考えますと、やはり2000円から3000円代の物を選ぶべきだと言えます。
気持ちを返すという事を前提に、お礼状を添えてもらった物よりは
小さく、金額も少し落としたものをお返しするように心がけてください。
贈られたものが明らかに高額なものだった場合は、
それよりは安くしても粗品のように見えるものは失礼になりますので、
頂いた物を確認してお返しを考えるようにしましょう。
まとめ
お中元もお歳暮も感謝の気持ちをやり取りする物であり、
貰ったらお返しを必ずするという文化ではありません。
相手からの気持ちを素直に感謝して受け取り、
御礼をする関係を築く文化ともいえます。
相手との関係性や、頂いたものを考えて、お礼状にするのか
お中元をお返しするのか判断するようにしましょう。