夏休みになるとどこかに旅行に行こうか、という計画を立てる人は多いと思いますが
下の子がまだ小さかったり、初めての赤ちゃんを連れての旅行になる場合には
どうしたらいいかわからないことが多いと思います。
今回は赤ちゃんを連れての家族旅行で、どうしたらスムーズに楽しめるか、
何に注意をしたらいいかをご紹介します。
赤ちゃん連れの夏休みの家族旅行を楽しむコツは?
赤ちゃんとの家族旅行で楽しむためには、
赤ちゃんに負担が少ないように動くことがベター。
かといって大人も楽しみたいものなので、
要所要所で赤ちゃんのお世話ができるポイントがあると良いでしょう。
例えば車で移動をする場合には、2時間ごとに休憩を取れたり、
おむつを替える・ミルクをあげる場所があることや、チャイルドシートから
離れてリラックスする時間がもてるということが大切です。
また旅行先でのホテルや旅館でも、赤ちゃんのミルクをつくれる
お湯を沸かせるポットがあるか、フローリングよりも畳などの
素材の床の方が安心して泊まることができます。
ハイハイしたりたっちする子だと転んだ拍子の衝撃がより少ない方が良いでしょう。
またお風呂もベビーバスが用意していたり、ベビー布団なども用意してくれるような
赤ちゃんのための工夫がされているホテルや旅館もありますので、そういったところを
利用すると安心して泊まれます。
赤ちゃんと一緒にいると大変なことの一つが「食事」。
まだミルクだけの場合はよいのですが、離乳食や普通食になったけれど
まだまだ落ち着かない年齢の場合には、お部屋で食べられるような場所だと安心です。
また、レストランなどでは子供が座れるようの椅子があるのか、
離乳食やお子様ランチがあるのかも確認しておくと良いでしょう。
行く先のアミューズメントにもよりますが、アトラクションに乗る際に、
赤ちゃんをパパママどちらかが見ている間に乗り、列に並びなおさなくても
交代して乗れるようなシステムがある場所であれば、時間をかけずに
楽しんで過ごすことができます。
赤ちゃんがいると何かと声をかけられたりするもの。人との出会い、
自然とのふれあい、どれも新しい経験として出かけてみるのも良いでしょう。
赤ちゃん連れの夏休みの家族旅行で注意する点をご紹介。
赤ちゃんは普段との違いを感じ取って緊張したり不安になることもあります。
きちんと様子をみて、あまり無理してすべてを計画通りにしようと
躍起にならないようにしましょう。
特に急な発熱・下痢・嘔吐など、いつもと違う症状が見えたら、
旅行をやめるくらいの気持ちでいましょう。
行った先で病院にすぐに行けるように、保険証や母子手帳なども
携帯しておく必要があります。
また、車などならまだ乗り慣れている赤ちゃんもいると思いますが、
電車や飛行機はなかなか乗る機会がない子にとっては興奮してしまうもの。
夜泣きなどにもなるため、できるだけ旅行する場所も
無理がないように決めましょう。
夜泣きをしてしまうと場合によっては周りの宿泊客に
迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
もしその子にとって落ち着くアイテムなどがあれば持っていくと良いでしょう。
多少の荷物になっても赤ちゃんにとっての精神的安心のほうが大切です。
持ち物としては、オムツや着替え、タオルなどは多めに持っていきましょう。
近くにドラッグストアなどがあってすぐ買えるのであれば大丈夫かもしれませんが、
不慣れな場所だと探すのも大変です。使用済みおむつなどを入れるための
ビニール袋などもきちんと用意しておきましょう。
普段外に出る際には時間が短くても、外出時はそれなりに外に出ている
時間が長くなってしまうもの。
夕方に少し肌寒くなる日もあるので、万が一のための寒さ対策、
また暑すぎてしまうと熱中症などの危険性もあるので、涼しくなるグッズや、
帽子なども用意しておきましょう。
赤ちゃんが持病を持っていたり、以前熱性けいれんを起こしたことのある子の場合には、
お子さんによっては予防薬を出されていることがあります(座薬などは宿泊施設の
冷蔵庫などに置いておくといいですね)薬などは忘れないで持っていくように気を付けましょう。
泊まる場所では、フロントで「おむつの捨て方」などをあらかじめ聞いておきましょう。
勝手にどこにでも捨てないように、マナーを守ることも必要です。
部屋も汚してしまったら、報告をしましょう。
まとめ
私も娘がまだハイハイしかできない時期に1泊だけ小旅行をしました。
娘が好きな「枕」はちょっと大き目でしたが、車に積んで、泊まる部屋で枕を敷いて
「大丈夫だよ」とアピールし、その日は楽しく過ごしましたが、問題は夜。
やはりいつもと違うのでなかなか寝ることができず・・・
いつもの倍のミルクも飲んでからようやく寝てくれました。
正直、赤ちゃんと行く旅行は親のほうが疲れるとは思いますが、
いい経験と思い出になることは確かです。
可愛い赤ちゃん時代はあっという間。
記念撮影などをして沢山の思い出を残しておきましょう。