心が躍る春、桜が満開の時期はお花見の時期でもあります。
お花見をするには場所取りが必要ですよね。
そこで、お花見をする際の場所取りのマナー、
そしてゴミや桜の木に関する注意点について
ご紹介させていただきます。
花見の場所取りのマナーは?
お花見は、まず場所取りをしないと始まりません。
場所取りを任じられて気が重い方もいるでしょう。
そんな方のために場所取りのコツやマナーをご紹介したいと思います。
■下見しておくこと
花見の場所取りは、お花見の場所を良く知らないと、
当日、良い場所を確保できません。
そのため、良い花見をするためにも、下見をしておきましょう。
なお下見をする際、最低でも3カ所は目星をつけておきましょう。
なぜなら、必ずしも良い場所を確保できるとは限りませんよね。
もしもの場合に備えて、3カ所ほど目星つけておけば、もしその場所を
とれなくても、次は「あの場所」とスムーズに確保できます。
■トイレの場所・トイレットペーパの有無の確認
お花見でお酒を飲む方は、トイレが近くなりがちです。
いざという時、慌てずすむようにトイレの場所、
そしてトイレットペーパの有無を確認しておくと良いでしょう。
さらに万が一を考え、トイレに流せるティッシュを常備してると尚良しです。
花見のゴミや環境に関するマナーは?
お花見では飲食したゴミが沢山でますよね。
このゴミに関する問題は毎年どこでも悩みの種になってるようです。
お花見は、自分が飲食したゴミの片付けまで含まれてることを
意識しつつ、桜の下での宴会を楽しめたなら、環境の美化にも
繋がる後片付けを徹底しましょう。
また、お花見スポットは世界各地から大勢の人が訪れる場所です。
お花見シーズンは、いくつかゴミ箱が設置される傾向にありますが、
花見客が多ければその分、ゴミ箱はすぐに一杯になってしまいます。
だからこそ、お弁当の容器・ペットボトル・使い捨て容器等は
できる限り持って帰り、春の景観を、お花見スポットを汚して
台無しにしないようにしたいものですね。
結論としては、当たり前ですが自分が持ってきた物やゴミを持ち帰ること。
自分達がお花見した後、ここで次に花見する人が気持ちよく使えるように
することが、ゴミや環境などに対するお花見のマナーだと私は思います。
花見で桜の木に関するマナーは?
花見の主役でもある桜。
言うまでもなく、桜がないとお花見は成り立ちません。
ここでは桜の木に関するマナーをご紹介しますので、
そのマナーを守ってお花見を楽しみましょう。
■桜の木に触れてはいけません
桜はとてもデリケートな花です。
そのため、些細な好奇心で触ってはいけません。
デリケートなだけに桜の木や花に触れるだけでも桜は疲れて
しまうでしょう。桜のためにも心で愛でるだけがベストです。
■桜の枝を折ってはいけません
花見客の中には、桜の枝を折ってアクセサリーやかんざしの如く、
髪の毛にさしてる人を見かけます。
しかし手折られた桜の木は、人間の皮膚と同じく傷つきますし、
その傷から侵入してくる外敵と闘わなくてはいけなくなり、
ヘタをすれば桜の木の生命危機にも繋がります。
桜の枝を絶対に手折らないようにしましょう。
■桜の木にのぼってはいけません
桜の木にのぼるお子さんが時々いますが、それも桜の木を
傷めることになるので、お花見の要である桜を大事にするためにも
保護者の方がお子さんに注意してあげて下さい。
まとめ
花見の場所取りのコツやマナーと、
ゴミや桜の木に関する注意点の紹介でした。
どれも当たり前のことですが、その当たり前のことが
できていない人があまりにも多い状況です。
今後はさらに外国人客も増えるでしょうから、
日本人の花見のマナーがより一層大切になってきます。
マナーを守り、素敵なお花見にしていきたいものですね。