カブトムシを飼うとなると、まず必要なのが場所とエサ。
人間も食べ物がないと死んでしまうのと同じで、カブトムシもエサが必要です。
ではそんな時に、どんなものをどうやってあげればいいのでしょうか。
今回はエサの種類やあげ方を調べてみました。
カブトムシが喜ぶエサの種類とあげ方は?
カブトムシを捕まえて、専用の昆虫ゼリーを買いに行きたくても
まだ行けない場合には、家にあるものでもカブトムシのエサにすることができます。
基本的に果物類であればカブトムシは食べることができますが、
その種類によってはおすすめできないものもあります。
◎おすすめしたい果物のエサ
・りんご
・バナナ
・モモ
・マンゴー
バナナはカブトムシも食べやすく、なおかつ栄養価が高いため、
カブトムシの活動エネルギー源として良いといえます。
ただしあまりにも熟し過ぎて腐ってしまったりするとよくないので、
衛生管理は必要になります。
りんごは適度な水分と栄養価があるためおすすめできます。
モモとマンゴーは甘くてカブトムシの好きな香りがただよい、食欲をそそるようですが、
傷み易いので1日で捨てるなどの衛生管理が必要です。
◎樹液の再現をしてあげてみるのも良い
樹液が好きなカブトムシに人工樹液をあげることもできます。
1・水1カップと黒砂糖100gを鍋で煮たててドロドロにする。
2・焼酎2分の1カップとハチミツ大匙2をいれて混ぜて完成
簡単ですが、カブトムシも好みよく食べてくれます。
またこの人工樹液で採集の時に使えるので、捕まえてから飼いたい人は
作っておくといいかもしれませんね。
◎やはりベストは昆虫ゼリー
衛生面からしてもすぐに交換できて、食べた量がわかるゼリーは
初めて飼うならおすすめです。
基本は糖分を含んだものなのですが、ものによってはアミノ酸や高栄養価で
たんぱく質が入っているものもあり、カブトムシを長く飼いたいのであれば
質の良いゼリーを購入してあげると良いでしょう。
◆カブトムシのエサのあげかた
昆虫ゼリーの場合には1匹に1個が目安です。
減りが悪い日もありますが、衛生面を考えて交換しましょう。
この量からみても、バナナなどもゼリーのカップ1つ分くらいで良いでしょう。
交換するときにはカブトムシが逃げない時間帯、つまり日中がベストです。
活発な時間に交換をしたら飛んで逃げられた、などの大変な目にあいがちです。
休んでいる昼間にそっと素早く変えてあげましょう。
エサはカブトムシを入れているゲージなどの中に置く木の穴や間においてあげます。
土に埋もれないように気を付けましょう。
体の小さなカブトムシの場合には、木の穴ではなく土の上のほうが食べやすいようです。
観察してみて、どの位置ならよさそうか調べてみるといいですね。
カブトムシにあげてはいけない餌もご紹介。
いざカブトムシに餌をあげようと思って家の中を見たら、バナナもリンゴも何もない。
あるものでとりあえず、と思っても、あげないほうがいいエサもあります。
×おすすめできない果物のエサ
・メロン
・スイカ
×あまりおすすめできない野菜のエサ
・きゅうり
一昔前はメロンやスイカなどもあげていたという方もかなり多くいると思いますが、
水分が多すぎてしまい、腐りやすく、カブトムシのおしっこの量が増えてしまうこと
からも不衛生になりがちです。
一説には下痢をしてしまうとありましたが、カブトムシの糞は液状なのであまり関係なさそうです。
ただ、よくないということなのであげないことがベストでしょう。
×あげてはいけない気を付けるべきもの
・はちみつの原液
樹液が好きならはちみつも、という発想はわかりますが、カブトムシの口に
くっついて固まってしまうと口が開かなくなることも。
どうしてもはちみつしか家の中であげられるものがないのであれば
10倍以上にうすめてから、ガーゼに染みこませてあげる方法であれば
くっつく心配もないでしょう。
まとめ
カブトムシのエサを買いに行く前に必要な場合には
家であるものでカブトムシにエサをあげることになりますが
もしお父さんと息子がカブトムシを採りに行くのなら、
あらかじめ人口樹液を一緒に作っておくとよさそうですね。
親子の楽しい時間にもなりますし、カブトムシのエサに慌てることもありません。
昆虫ゼリーは簡単で本当に便利です。家にお母さんしかいない時でもすぐに
さっと変えてあげられる昆虫ゼリーは1パックは買っておいて損はなさそうですね。
カブトムシの飼育、私はしたことがありませんが、
息子があと数年すれば捕まえてきそうです。
その時のために忘れないで覚えておこうと思います。