習い事のやめ時や、重要なやめる理由とやめ方に
悩まれる親も多いと思います。
気まずい状況にもなりたくないし、かといって続けるのも厳しい。
そんな時どのように、いつ伝えたら良いのかを考えていきましょう。
習い事のやめ時はいつ?
様々な習い事をしてみて分かることはたくさんあると思いますが、
特に子供が楽しそうにしている間はやはり続けさせたいもの。
しかし子供が「楽しくない」「行きたくない」という気持ちを持って、
家でも課題をやらなくなったらやめ時かもしれません。
続けてみて得られる成果や成長はあるかもしれませんが、
子供がもう興味もなく、ただやらなければならないから漠然と
行っているのであれば終りにしても構わないでしょう。
ただしある程度出来るようになって、本人も楽しさを知っているけれど、
壁に当たってスランプ状態であれば、本当に辞めたいのか、それとも
少し休憩したり乗り越える踏ん張り時なのかを見極めるのは大切です。
多くの場合には小学校から中学校にあがる時などの進級、
親の仕事の状況などによって左右されますが、子供自身の問題で
辞める場合には「これ以上続けても無駄になってしまう」と
思ったら手を引くと良いでしょう。
習い事の重要なやめる理由とやめ方をご紹介。
まずは習い事をさせる前に「どこを終着点」にしたいのか
明確に考えていた方が良いでしょう。
「とりあえず」習い事をさせることで、後々辞める
タイミングに悩みやすくなります。
もしまだ習い事をさせる前であれば、どんなことが目的で、
どうなってほしいのか。どこを終着点にして習わせたいのかを
考えてから始めていきましょう。
習い事をやめる際に大きくかかわる理由としては
・やってみたがその習い事自体合わないと思った
・先生とウマが合わない
・子供が興味をなくして続けても意味がないと思った
・他の習い事などがあり忙しくなった
・学校の勉強などに差し支えるようになった
・金銭的に厳しくなった
・母親の妊娠などで送り迎えなどの状況的に厳しくなった
などが挙げられます。
しかし、色々と理由をつけてしまうよりは
「家庭の事情で続けることが厳しくなったため」という
シンプルな理由で十分でしょう。
大きな組織やグループレッスンなどの場合には規約があるので、
それに従って辞める時はいつまでに伝えるかを確認して伝えましょう。
うっかり期日を過ぎてしまうと、翌月の月謝を払うなどの
問題もでてきますので、気を付けましょう。
個人の先生に習う場合には、およそ1か月前を目安に伝えましょう。
個人の場合には先生の収入にもつながり、少しデリケートに
扱った方が良いかもしれません。
最後のレッスンの日などには菓子折りを持って
「お世話になりました」とあいさつをしたほうがよいでしょう。
始める時も終わる時にもマナーを心がける必要があります。
お互いの間にしこりを残さないためにも、礼儀正しくある必要があります。
また子供もきちんとお礼や挨拶ができるようにしましょう。
社会に出た時も同じように、辞める時も挨拶はするものです。
まとめ
辞める時は多少気まずい気持ちを感じてしまいますが、
それは仕方のないことです。
「合わないんだよなぁ」と思いつつ、言えずに辞めれない・・・
と言う人もいるかもしれませんが、子供にとっても親にとっても
「重荷」になってしまうような習い事は終わりにしたほうが
いいことが多いのです。
そのためには勇気を出して、そして感謝と誠意をもって
伝えることで、大概問題なくやめる事ができるでしょう。
なかには辞めるのを伝えてからいい態度にならない、
というような大人げない人もいるかもしれません。
もったいないかもしれませんが、お金はやめるための授業料と思って、
残り数回はお休みしたって構わないでしょう。
もちろん、休む旨も伝えて、最後の日には挨拶に菓子折りなどを
もって挨拶にいくほうがよいですね。
逆に最後だからと一生懸命にしてくれる先生もいます。
習い事には楽しいだけでなく、時には乗り越えなければ
ならないような瞬間も訪れます。
子供がぐずったり、できない!と怒ったり、
荒れることもあるかもしれません。
ですが、それを乗り越えた時の体験もまた必要なことです。
自分自身と戦うという経験をして成長していきます。
「これが成長するための戦い」なのか「もうやめたほうがいいのか」を
見極めるのは少し難しく感じるかもしれませんが、子供のことをよく見て
今後続けていけるかどうか考えていきましょう。