母の日にはカーネーションを贈り、母親に感謝の気持ちを
伝える日としてご存知でしょうが、父の日にどんなプレゼントを
あげるのか、そもそも父の日はいつなのかご存知ですか?
今回は忘れられがちな、父の日の大切さをご紹介いたします。
父の日はいつ?
そもそも父の日とはいつなのか?ご存知でしょうか?
母の日ならば、大体ゴールデンウィークが終わったころだと
認識している方々も多いと思います。
確かに、母の日は基本的に5月の第二日曜日と制定されています。
では、父の日はいつなの?
父の日は母の日の、翌月の6月の第三日曜日が父の日なのです。
覚えやすく言いますと、母の日の次の月、次の週が
父の日なのだと記憶していただければと思います。
母の日のギフトなどは、花屋さんや百貨店、地元の商店街だけでなく
最近ではコンビニエンスストア等でも華やかに母の日を告知していて、
街を歩けば思い出せるくらいに母の日ギフトが目につきますが、
父の日はなかなか忘れられがちなもの。
確かに家事をしてくれて、子供と密接な関係が深いのは母親ですが、
生活を支えて外で仕事をしてくれている父親への感謝も大切な気持ちです。
特に、家にいる時間が少ない父親に、感謝を伝えるタイミングは
なかなか難しいもの。父の日を利用して、父親へ感謝の気持ちを
伝えて欲しいと思います。
父の日の意外な由来。
父の日には意外な由来があります。
父の日も母の日も、アメリカから伝わってきた文化です。
父の日の制定を望んだのはソノラ・スマート・ドットさんという女性で、
牧師協会が母の日を制定したことを知り、父の日の制定も牧師協会に請願を
はじめてから6年ごしで制定されました。
ソノラさんには、心打つエピソードがあります。
ソノラさんの父親は南北戦争の軍人として徴兵され、その間ソラノさんの
母親は子供6人を女で一人育て上げましたが、父親が南北戦争の終結後に
帰還すると、夫が無事に帰った安心感から、今までの過労が原因で母親が
亡くなりました。
その後、ソラノさんの父親は男手一つで、子供たち6人を育て上げ、
再婚をすることもなく、子供たちを無事に全員成人させてから亡くなって
しまったという事です。
母への感謝と父への感謝を両方とも深く感じているソノラさんは、
家族への感謝の気持ちを伝えていく事の大切さを感じる日を設け
たかったのでしょう。
ソノラさんはきっと、自分達の為に懸命に働いてくれた父に、
改めて感謝を伝えたくても、両親を亡くして伝えられない悔しさを
味わい、父の日の制定を請願したに違いありません。
父の日は、戦後に日本に伝わってきて、1980年頃からデパートなどの
販売戦略から一般的に広まったとされていますが、父の日の深い意味
まではしっかり伝わってはいないようですね。
父の日のプレゼントの定番をご紹介。
父の日のプレゼントの定番をご紹介します。
母の日なら、カーネーションを添えたプレゼントという
安定したイメージがありますが、意外とお父さんに何を
プレゼントしたらいいのか悩みがちです。
父の日のプレゼントで一番の定番は、父親のお仕事にもよりますが、
やはりネクタイが人気のようです。
父親の職を選ばずに安定しているのは、靴下。
そして、ご自身が成人して収入がある場合は、少しカッコいい
腕時計などが喜ばれるようです。
つまり、日常的に使用できるものが喜ばれる定番のプレゼント
と言えるかもしれません。
しかし、実際にお父さんたちに聞くと意外な答えが・・・。
一番うれしかったプレゼントは、なんと、一緒に食事してくれた
ことだったという声が多く聞こえてきます。
子供が、洒落たレストランで一緒に食事をしてくれた。
初めて、子供と居酒屋で酒を交わし合った。
また、子供がお母さんと一緒に料理を作ってくれた等、
特に物よりも一緒に食事をしたことに喜びを感じる父親が多いようです。
まとめ
父の日だけではなく、日頃から感謝はしたいものですが、
特に父親には何故か照れくさい気持ちを覚えてしまうのが
子供の心理でもあります。
なので、父の日だからと言う理由でも構わないので、毎年一回は
何かお父さんのために、サプライズを考えてみてはいかがでしょうか?