中学生にもなると自分のしたいことが見えてきて、
工作も乗り気な子とやりたくない子に分かれがちです。
得意、不得意はあるものなので仕方のないことですが、
夏休みの課題ならやっておかないとなりません。
単純でありながらも仕組み自体を楽しんだり、新しい発見ができる
題材で工作ができるとなお良いでしょう。
どんな工作なら中学生でも楽しみながらできるのか、紹介致します。
夏休みの工作を中学生が簡単に作るコツは?
身近なものを使って工作をすることも勿論ですが、小学生の頃と違うのは
やはり「複雑度」。小学生の時にはただ切って貼ってもよかったものの、
中学生にもなると多少は見栄えもよく、使えるものが良いですね。
工作自体が好きな子は、様々な仕掛けなどで楽しいものを作り上げたりも
しますが、苦手な子にとって工作はまさに苦行。
だからこそ、簡単でありながら見栄えもしっかりしていて内容のある工作を
選んで作る事で、恥ずかしいと思わずに提出することができるでしょう。
夏休みの工作を中学生が簡単に作る厳選アイデアをご紹介。
◆アロマ石鹸
アロマオイルや身近に咲いている花の成分などを調べて、
作りたい香りや効能の石鹸をつくります。
1・グリセリンソープを切り、電子レンジで40秒ほど過熱して
液状にする(50gで500wを使用)
2・好きな香りのアロマオイルがあればそれを数滴たらし、
花びらなどをちぎってかき混ぜます。
3・シリコンカップに流し込み、常温で15分ほどで固まったらできあがり
とても単純で簡単ではありますが、アロマの精油の効能は
かなり様々なものがあり、効果や効能別の石鹸を作ってみたり、
花びらをアクセントにした石鹸も可愛らしく使えます。
日常的に使うことができるので、捨てずにつかえるところが良いといえます。
いくつかの種類をつくって効能などを書き記しておくと良いでしょう。
◆オリジナルバスボム
お風呂に入れるバスボムも自分で作ることができます。
生活に密接したものをつくるこの楽しさを感じられます。
1・重曹100g、クエン酸50g、片栗粉50gを混ぜる
2・精油を20~30滴ほどいれてから水をすこしいれて
ダマにならないように混ぜる(水がシュワシュワしたら入れ過ぎなので要注意)
3・湿った感じで押した時にきゅっと固まる程度になったら型にいれたり
サランラップで丸めるなどして、半日ほど乾かせば出来上がり。
こちらも精油を使いますが、もちろん香りもよく効果効能もそれぞれ。
体の疲れをいやしたり、眠りにつきやすくするもの、筋肉痛などにいいものなど
特化させて作ると良いでしょう。
こちらも作っても捨てることなく利用できて、身近なもので
作れることがポイントです。また何故シュワシュワするのかなどの
メカニズムも調べて提出すると良いでしょう。
◆望遠鏡
百均で揃えることができて簡単でありながら、
望遠鏡の機能を作れる驚きを感じられます。
1・筒状のポテトチップスの箱の蓋の真ん中を切り抜いて、
虫眼鏡を2枚重ねてテープなどで留めます。
2・反対側の箱の底も抜いて、同じようにもう1つの蓋の真ん中を
切り抜いて老眼鏡(+2.5または+3.0ほど)のレンズを外して
はめこんでテープで留めます(筒状ポテトチップススの箱のふたは2つ必要)。
3・筒を色紙などでデザインして出来上がり。
この望遠鏡はケプラー式望遠鏡です。ケプラー式望遠鏡とは何か?なども
一緒に説明するレポートを付けると良いでしょう。身近なもので簡単に
作ることができるので、1日で簡単に仕上がります。
◆粘土で好きなものを
簡単ですが、じっくり作れる子は
粘土で人や動物などを作り、色付けをします。
とても単純な作業ではありますが、緻密さや完成度は
かけた時間によって変わります。
もし細かい作業が得意で美術などが好きな子などは、
シンプルですが粘土で像をつくってみると良いでしょう。
観察してどうなっているのか、どんな色合いなのか。
集中して取り組むことができると良いものが創れるでしょう。
まとめ
中学生にもなるとその内容は良いものにしておきたいですよね。
くわえてタメになる勉強もしておきたいですね。
かといって習い事や部活のある子にとって、たくさんの時間を
かけたくないと考えたり避けたくなるのもまた事実。
きちんと調べたりしながらも簡単に作れる工作で夏休みの
最終日に慌てないように備えましょう。