子どもの日が来るのは楽しみでもありますが、
お金が沢山かかるのでは・・・
とお財布が心配になる人もいることでしょう。
喜ばしいことではありますが、現実はまた別もの。
立ち位置によって金額も変動しますが、いったいどのくらいの金額が
相場なのか、お金だけでなく品物を贈るとしたら何がいいのか等、
子どもの日を笑顔で過ごすために必要な情報などを調べてみました。
子どもの日のお祝い金は必要?
子どもの日にお祝いをするのに「お祝い金は絶対必要か」
というと、そうではありません。
それぞれの家庭の事情もありますし、必ずお金を用意しなければ
ならないこともないのですが、祖父母の場合には初節句の前に
兜や五月人形、こいのぼりなどの装飾品を贈ることが多く、
それをお祝いとして考えることもありますし、それにプラスして
お金を包むこともあります。
親戚・兄弟、近所や近隣、知人や友人の場合にも、
必ずお金を包まなければならないということはありません。
しかしおめでたい節句なので、お金ではなく
品物を用意することでも構いません。
すべてに言えることは「絶対お金を用意しなければならない」
という決まりやマナーはないということです。
ただし、お祝いをする気持ちがあるのであれば、
お祝い金以外のことで表すことが良いですね。
子どもの日のお祝い金の相場をご紹介。
相場は考え方にもよりますが、祖父母の場合には
2万円~30万円とかなりふり幅が広くあります。
というのも、五月人形や兜を購入した場合には10万円以上と
かかることがあり、それらの金額にプラスしてお祝い金を出すとなると、
合計非常に大きな額になります。
しかし、年金生活などで家計が苦しい場合など事情もありますので、
あくまでも無理のない範囲で考えましょう。
その他、親戚・兄弟は5千円から1万円、友人知人の場合には
3千円から5千円程度と考えましょう。
それに加えて何か品物を用意することも多くあります。
またお祝い金や品物を贈る場合の熨斗は【御祝】または【初節句御祝】とし
紅白5本または7本の蝶結びまたは鮑結びで贈りましょう。
子どもの日のお祝い金と一緒に贈る品物は?
■玩具
知育玩具などは喜ばれることが多く、
自然派な木のおもちゃなどもいいでしょう。
これからの成長に良いものを選ぶことで、
贈られた方も「考えて選んでくれた」ことを感じるでしょう。
■衣類
子どもの成長は早く、あっという間に洋服が着られなくなるものです。
初節句の頃のサイズと、秋頃に着られるような洋服でワンサイズ上の
ものなどを選ぶと喜ばれます。相手方の好きな子供服のブランドなどが
あれば聞いておくと良いでしょう。
■カタログギフト
今は子ども用のカタログギフトなどがあり、子ども用食器や
玩具なども選べるため、どんなものを贈ったらいいのか分からない人は
カタログギフトを贈るのも良いでしょう。
■ギフト券
あまり現金と変わらないようにも思えますが、品物を・・・と
考えても思い付かなかった場合に良いでしょう。
好きなものを買えますし、一言「お子さんの好きなものや
必要なものを買ってね」と伝えることで十分気持ちは伝わります。
まとめ
お祝い金は考えてしまうところですが、必ずしも!という
わけではなくて、ほっとした人もいるかもしれませんね。
それでもやはりお祝いとしてあげたいところ。
無理のない範囲で、お祝いする気持ちを伝えましょう。
また、五月人形や兜は家に置くスペースがない、すでに自分たちで
買ってしまったなどの場合もあるので、予め聞いて、買う必要が
なければその分をお祝い金として渡すのもいいですね。
様々な家庭があるので、それぞれに合わせた形での
初節句をお祝いできるといいですね。