子どもの日にお祝いをされるのはとてもうれしい事ですね。
しかし貰ってばかりだと「お返しをしなければ・・・」
と考えてしまいますね。うれしい反面、気を使うものでもあります。
いったいどんなお返しが良いのか、
金額の相場はどのくらいなのか調べてみました。
子どもの日にもらったお祝いのお返しは必要?
「子どもの日にプレゼントや現金を貰った場合にはお返しはするべきか」
というと、端午の節句の当日や前日などに、実家・義実家の両親を交えての
食事をごちそうすることがお返しに相当すると考えます。
しかし、ご近所や知人、親戚の方などで招待をしなかった、もしくは
招待しても来られなかった方にはお返しを用意する方が良いでしょう。
それだけでは・・・と思う方は、自分や配偶者の両親(祖父母)に
お礼状や端午の節句の記念写真などを贈ったり、知人の方にもお返しの
必要はありませんが、気になる人はは頂いた金額の半分の「半返し」で、
お菓子やカタログギフトなどを贈りましょう。
その際に、熨斗は【紅白5本蝶結び(何度あってもよいお祝いごと)】
で内祝いとして贈ります。熨斗の名前はお子さんの【下の名前】のみを
記入します。出産内祝いと同じ形です。
御礼状を書く場合には、日頃の感謝と頂いたものへの感謝、
子供の成長の様子などを綴るといいでしょう。
相手への心遣いを感じる手紙はいつもらってもうれしいものです。
大切な節句のお祝いのお礼の気持ちを表すようにしましょう。
また高額なものをいただいてしまって、どうしても何かお返ししたいと
考える場合には、ギフト券やカタログギフトなどを併せておくることも
無難ですので、家族で相談して決めましょう。
子供の日のお返しで喜ばれるおすすめは?
■名入れギフト
お子さんの名前の入っているものは記念にもなるので喜ばれます。
例えば【名入れカステラ】はカステラそのものに名前が書かれていて、
甘いものが好きな人には喜ばれます。
他にも【お酒】のラベルに名入れすることでオリジナルの瓶となり、
飲んでからもとっておけるので記念になります。
【お茶】も同じように名入れの缶などで贈ることができ、
贈る相手それぞれの嗜好にある程度幅広く合わせられる商品が多いです。
そのため、贈る相手の好きなものを知っている場合には、
その好きなものの商品の名入れを探すと良いでしょう。
■紅白のもの
めでたいの「たい」と紅白のめでたさをかけて、
紅白のたいなども喜ばれます。
他にも紅白のそうめんやうどんなどの
麺類や、梅干しなどもあります。
少し雰囲気を変えて赤ワイン・白ワインの組み合わせなどもあり、
先方の好きなものを贈りましょう。
■カタログギフト
中には「味気ない」と思う人もいるかもしれませんが、
カタログギフトはその人の好きなものを選べることからも
無駄のない贈り物ともいえます。
相手の好きなものがよくわからなかったり、そこまで親しい
親交がない状態でお祝いとして現金を貰ってしまった場合にも
カタログギフトは無難といえます。
今は様々な種類があり、金額別からも選べるので
贈る側にとっても手間の少ないお返しでもあります。
子供の日のお返しの相場は?
お返しの相場はもらった金額の半分と考えます。
知人から1万円包まれた場合には5千円ほどのお返しと考えます。
ただし、両家の両親(祖父母)からのお祝いに関しては
食事会をお返しと考えますが、それができない場合には
写真とお礼状を送ることで良いでしょう。
ただ金額が大きく気になる場合には、カタログギフトや商品券、
両親が好きなものなどを贈ることでお礼と考えます。
まとめ
両家の両親に関して、お返しはお食事会をしてごちそうすることで
お返しと考えるのは意外でしたが、そのように食事の席をもつことで
子どもの成長を一緒に祝えること。
このことが非常に大切なのだろうなと感じますね。
今は遠方などで参加できない状況にある方も多いとは思いますが、
写真で成長を感じることができるのもうれしいものです。
また食事会に参加してもそのような節句などのお祝いごとの
記念写真は見ていて楽しいもの。
お返しは「心」を大切にしたものですね。
節句を祝ってくれる人たちの心を大切にし、
相手の事を思ってお返しをする。
みんなが笑顔になれる節句のためにも、
お返しについてはきちんと考えましょう。