読書の集中力を高めて持続させるには?速読の基本もご紹介するため、
今回は速読について改めて調べる機会がありました。
なんとなく知ってはいたけれど、かなりあいまいだったので
とてもいい勉強になりました。
色々なものを早く読めるようになると知識量も増えますし、
書類の確認などもスムーズにいきます。
「ちょっと読む速度が遅いんだよなぁ」と思う人は、
今回紹介する方法を是非試してみてくださいね。
読書の集中力を高めて持続させるには?
集中力を高めるためには、まず環境から整える必要があります。
周りが雑然としすぎていたり、電話が鳴ったり、
人の話し声が大きくてうるさい、子供などがまとわりついてくる・・・
など、環境によってかなり左右される部分があります。
ゆっくりとリラックスをしながら、何にも邪魔されない環境が必要です。
また、持続となると「自分がその本を好きかどうか」が大きなカギになります。
つまり、どのくらいのめりこむことができるのか、ということです。
のめりこめると、その本の世界にハマって集中することができます。
つまらない本だな、と思うものに関して集中力を持続させると
いうのはかなり難しいことと言えますね。
人によっては分厚い本だと「読まなければ」という意識が
つらくさせることもあります。
簡単に読めて「もっと読みたかった」と思えるような
長さの本は意欲を高めてくれますし、そういった本であれば
比較的に集中力を切らさず読めます。
その積み重ねが集中力を育て、次第にそれより長い本でも
集中して読むことができるようになっていきます。
そして習慣化することで、脳も体も「今から本を読む」
という態勢に切り替わります。
このようにして、環境と習慣、徐々に読む量を増やすような
段階を経ることで「自分は読書が得意だ」という意識にもなります。
しかし一番大切なのは、なによりも「自分がその世界にのめりこめる」
ような本との出会いだといえるでしょう。
大人に大好評の速読の基本をご紹介。
速読の仕組みとは「一度に捉えられる文字の範囲」の読解層と
「その文字を読むために止まっている視線」の視点停留時間と
「文字を読む視線を移動する」視点飛躍の3つの構成からなっています。
通常、私たちは平均的に約3~4文字を0,25秒でとらえて、
対の3~4文字を5ミリ秒で視線を動かしているのだそうです。
速読をする人や読書が早い人は、この一度に捉えられる
文字の範囲や、視線を留めている箇所が通常の人よりも
文字の範囲が広く、視線を留めている箇所が少ないのです。
各駅停車と快速電車の違いに似ていますね。
・視野の拡大
・視点停留時間の短縮
・視点飛躍の短縮
が速読をするための基本となります。
また、本を読むときに頭の中で「音読」をしている
ことがあるかもしれません。
音読は悪くはないのですが、速読には向きません。
そのため、読んでいる時に無意識で頭の中で音読をしている人は、
その音読をやめるとぐっと読むことが速くなります。
どうしても頭の中の音読がやめられないときには、
意味のない呪文のような言葉を唱えながら読むと、
頭で音読しながら読むクセから抜けやすくなります。
これは「inger」(インガア)という方法です。
一人で読むときに、適当な意味のない言葉を
ぶつぶつ言いながら読んでみましょう。
まとめ
私は比較的に読む速度は速いほうですが、
頭の中の音読は結構していました。
それでも音読するときもかなり早口で言えるので、
もしかして読むのが早かったのかもしれませんが・・・
なので、インガアという方法をためしたところ、
私の実感としては「いっぺんに捉えられる文字数がぐっとあがった」
ように感じました。
速読をすると読むのもまた楽しくなります。まずはやってみる。
もし読んでみても「内容があんまりちゃんと入らなかったな」
と思う時はまた読み返せばいいものです。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。