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反抗期

本格的な反抗期の男の子に母親はどう対応する?NG言動もご紹介。

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     A-0005hannkouki

本格的な反抗期の男の子に母親はどう対応する?

NG言動もご紹介すべく、今回は思春期の男の子の気持ちに
寄り添ってみようと思います。

特に繊細なこの時期、良くない対応が親子の溝を生んでしまうことも。
一度できた溝はなかなか埋めることが難しいことも。

大きくなって親の有難みが分かる年齢になれば自然と会話が
できることもありますが、この時期だからこそ、できるだけ会話も
しておきたいもの。ではいったいどんな対応が良いのでしょうか。

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本格的な反抗期の男の子に母親はどう対応する?

思春期の男子の扱いが難しい理由には、
言葉のコミュニケーションを取るのがへたな時期
と考えても良いでしょう。

小さい頃や小学生の頃までは、お母さん、ママと追いかけて
甘えてきた男の子も、次第に一人前の男性になるべく成長していきます。

そのためには、いつまでも母親が「子ども扱い」を
し続けないことが大切
です。

とはいえ、親からすると子供はいつまでも子供で、
思春期なんてまだまだ幼く感じるもの。

だからといって、今までのように扱ってしまうと
「余計な事しなくていい」などとふり払われてしまいます。

男子は実際のところ、母親のことを大切にも思っていますし、
変わらず好きではある子も多くいます。

褒められたい、認められたい、喜ばせたい、長生きしてほしい・・・
そう思っている気持ちが強ければ強いほど、今までのように
「依存」はしていられない!と反発の力も大きくなる、と考えられます。

自立心を認めつつ、見守るためには「放置」ではなく「放牧」が適切です。

放置は無関心になってしまいますが、放牧はルールを
設けたうえで、自由にさせるということ
です。

たとえば携帯を夜9時まで、というのであれば、
その9時までの携帯の使い方については何も言わない。

意外とそれまでの携帯の使い方などに口出しを
してしまうことも多いのではないでしょうか。

また、本当に叱るべきことはそこまで多くはありません。
宿題をしなくても困るのは自分。必要なものを言わなくて困るのも自分。

ついついグチグチいいたくなりますが「私の責任ではない」
というところで放牧することも良いのではないでしょうか。

本当に叱るべきことは「ケガをさせる・する」ことや
「人を否定したり悪口を言う」ことなどです。

これらについては夫婦足並みをそろえて意見を一致させ、
どうあったときに真剣に叱るかを決めておく
と良いでしょう。

思春期こそ、父親の存在は大きなものです。

男性としての在り方、女性への接し方なども
父親から学ぶことも沢山あります。

「私の旦那はそういうことには役に立たない」と思う人も
いるかもしれませんが、旦那さんを変えるのもまた女性の
在り方でもあります。

つい「問題だ」と思う相手に集中してしまいがちですが、
相手は鏡と思えば「自分自身」を冷静に見つめる時間を持てる
時期だと思ってあまりガチガチに身構えたりしないでおきましょう。

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本格的な反抗期の男の子に母親が気を付けるべきNG言動をご紹介。

1・否定する言葉

何かしらまだまだな子供の発言には「それは違うよ」と思うことも
沢山ありますが、子供なりに考えて出した答えも沢山あります。
頭ごなしに否定するよりも、まずは一度受け止めることが必要です。

2・人間関係への口出し

あの友達はああだから、こうだから・・・その気持ちはわかりますが、
子供にとって「学びたい」要素がある事もあります。

その機会を親が潰してしまうのは良いとは思えません。
親自身がその子や人と対面して話す機会を持てるとわかることも
あるかもしれません。

明らかな悪影響があると夫婦で判断した際には何故その人と
仲良くしたいのか、仲良くしない事で問題があるのか、仲良くした
時にメリットはあるのかなども、客観的に見る事ができるように
促してあげることも大切です。

ただし基本的な人間関係への口出しはやめておく方がよいでしょう。

3・命令やダメだし、信頼のない言葉

将来のことは確かに心配にもなりますし、親の務めとして
子供を明るい未来に導きたい気持ちも確かにありますが

「もっと勉強しなさい」「もっとしっかり朝起きなさい」など
色々と言ってしまうことで、子供からすると「過干渉だ」と
捉えられて拒否反応が起こる
ことがあります。

かといって、放っておくことで秩序が乱れることもあります。

子供は時に威圧的に対抗してくるかもしれませんが、
毅然とした態度で「それはおかしい」「認められない」など、
きっぱりと言う事も必要
です。

それは命令やダメだしではありません。事実を伝えているのみ。
またその言葉がどんな動機から出ているか子供は無意識に察知しているもの。
信頼なき言葉もまた気づかれるものです。

どうせ自分の都合が悪いんだろ、どうせ父親に自分が
怒られたくないんだろ、どうせ世間体が気になるんだろ、
どうせやらないって思ってんだろ、どうせできないって思ってんだろ・・・

そのメッセージには「本当は俺のことをちゃんと見て
言っているわけじゃない」ということでもあります。

「あなたのために」がどのくらい本心から「相手のため」なのでしょうか。
意外とただ自分の都合のためになっていることも多いものです。

まとめ

どうしても「理想」のために子供を思う通りに
したくなる気持ちがあるものです。

私もまだ幼い子供を育てながら、怒ってしまう時には
自分の思う通りにならない時が多いです。

そのあとに「今怒る必要はなかった」と反省する毎日です。
幼い時のイヤイヤ期の成長版が思春期なのかなとも思います。

イヤイヤ期は卒乳するあたりですが、思春期は心の卒乳(離乳)
とも揶揄されることがあります。

離乳期といえばちょうど手づかみで食べてこぼしたり、
トイレトレーニングも失敗したりなど、そういった時期でもあります。

特に母親にとって息子はちょっと特別なもの。
今まで甘えてきたその姿があるからこそ、大人扱いしづらいのです。

しかし様々な反抗や試行錯誤をしながら子供も
大人へと必死に成長しています。

反抗期がきたら「もう離乳なのね」と、口出しせず
見守るほうへ自然にシフトできるといいですね。

きっと大人になったとき、また無邪気な笑顔を
見せてくれる日もやってくることでしょう。

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