育児疲れの原因とピーク時期や7つの解消法について
ご紹介しようと思います。
やはり育児疲れについては体験してみてわかるもの。
それまで想像していたものとは違う生活やストレスに
「こんなはずじゃなかった」と感じる人も多いのでは。
そんな育児疲れの原因が何なのか、気が付かなかった問題に気付けば
少しでも肩の荷が下りるのではないでしょうか。
育児疲れに陥る深刻な原因は?
育児をし始めて分かることといえば、ママにとって
「まとめて休まる時間がない」ことが大きいでしょう。
生まれてすぐは慣れない赤ちゃんのお世話と心配などで手が離せず、
そこから一人で何かできるようになるまでの間はケガをしないように、
事故にあわないように気持ちを常に子供に配り、おむつが濡れればかえ、
料理をつくるだけでなく、食べさせたり、夜泣きをすればあやしたり、と
一日中なにかしら子供に手をかけている状態です。
それが保育園・幼稚園に行くようになっても、
その間に家事をして、仕事をして、そして帰って来たら
またお風呂に入れたりご飯を食べさせたり・・・
気が付けば何年もそんな生活をしているのです。
ちょっと落ち着いたと思ってほっと一息しようとしたら
「ママ、おしっこ」「お腹すいた」「お兄ちゃんがいじめた」など、
何かと落ち着いて座っていられないようなことをしてくれます。
また、自分の体調が悪くても育児を休むわけにはいきません。
熱が出ても、子供のご飯の用意やオムツを変えたり、
パパが仕事を休めなければ送迎だって自分がしなければなりません。
育児サポートとして自分の両親や義両親に頼むことができればいいですが
全員が全員いつもできるとは限らず、結果十分に休むことも出来ず、
ただ日々をいつも通りにこなす、という状況になることもあります。
ではどんなことが具体的に育児疲れになる原因か
おおまかな月齢ごとにまとめましょう。
◆赤ちゃん~2歳前後まで
・赤ちゃんと二人きりでいると会話らしい会話もなく、
また自分が一人取り残されたような気持ちになる。
・慣れない育児と出産後の体の疲れから、心も体も
十分に休まらず疲れてしまっている。
・夜泣きなどで夜に十分眠れず、疲れが取れない
状態になっている。
・買い物に出かけるのも、子供を連れていると
労力が倍になり、疲れてしまう。
・自分の時間があまりないことや、食事もゆっくり食べられ
なかったり、残り物だけなどになってしまうこともある。
◆3歳~5歳ころまで
・保育園や幼稚園の送り迎えや保護者との
関係に疲れることもある。
・行き始めた当初は風邪などをもらってくることが多く、
看病をすることが増える。
・仕事を始めても、保育園からの連絡で迎えに行かなければ
ならないことがあり、仕事に迷惑をかけてしまうこともある。
・いたずらや行動範囲が広がったり、ワガママなどを言うことで
躾の面で疲れてしまうこともある。
◎どの年齢にも当てはまる原因
パパである御主人が育児に非協力的な場合には、預けることも
見ていてもらうことも難しいなどでは、日曜日の休みには
御主人の面倒(男性は見てもらっているつもりはないかもしれませんが)と
子供の面倒を見なければという状況になり、逆に平日よりも大変さを
感じてしまうことがあります。
ご飯まだ?部屋が汚い、寝るから子供がうるさい・・・
なんていうことを言うご主人だと、とてもじゃないですが
ストレスゲージは倍速でたまっていきそうです。
育児疲れのピーク時期はいつ?
やはり育児疲れを感じるのは、1歳から3歳頃までの
人としての基本を教え、育てていく間と言えます。
その期間には子供自身もかなりの成長はしているものの、
やはり非常に大変です。
母乳やミルクから離乳食へ、寝ていただけから寝返り、
ハイハイ、あんよまで、そして言葉を知り、トイレも一人で
出来るように育てていく。
この3歳までの間に子供も一人前になっていきますが、
それをサポートする親も非常に大変なものです。
0から1にする作業はどれも大変ですが、
対人間なのでいつも思う通りにいくわけではないため、
この時期が育児疲れのピークともいえます。
また2歳前後ではイヤイヤ期がはじまったり、
歩き出してあちこちに行けるので、精神的にも疲れますが、
目を離したら危ないという点でいつでも気が抜けないため、
心も体も休まる時間がなかなかないと言えます。
もっと大きくなると、思春期の反抗期や、受験などの時期は
やはり育児疲れを起こしやすいもの。
精神的な面でのサポートや対応に悩むことが
メインの疲れになります。
・0~3歳まで
・思春期、反抗期の対応
この2つの時期が育児疲れのピークと言えるでしょう。
育児疲れの7つの解消法をご紹介。
なんといっても「子供と離れる時間」を設ける事が
一番の育児疲れの解消と言えます。
1◆一時保育に預ける
一時保育は地域によって金額が違いますが、認可保育園であれば
金額もそこまで大きなものにはならなくて済みます。
ただし月齢が10か月以上からなど規定がある場合があるので
調べておきましょう。
認可外の保育園であれば月齢が低くても預かってくれますが、
金額が少し高くなることもあります。
また、一時保育だけでなく、地域の子育てサポートセンター
などがあれば、そちらを利用することもできます。
2◆旦那や両親などに預ける
お金のかからない方法としては、旦那さんや両親などに
預けることですが、育児に協力的な人であれば頼みやすいですが、
非協力的な人でも頼んでみることで「育児の大変さ」を知って
もらえる機会にもなります。
ただし、やはり子供の安全性が心配で仕方ない人は、一人でみてもらう時間を
徐々に延ばしていった方がいいかもしれませんね。
3◆自分の好きな事を邪魔されない環境でする
一時保育などに預けたり、旦那さんに見てもらっている間に
好きな本を読んだり、手芸をしてみたり、いつも子供に邪魔されて
できないことを思う存分やってみるとスッキリするでしょう。
邪魔されるとどうしても心が満足しないもの。
まとまった時間で自分の心の充電をはかりましょう。
4◆ゆっくり美味しいものを食べる
離乳食期がはじまると、なかなか自分でゆっくり
食べることが難しくなります。
預けたりしている間に、好きなものを味わって
のんびり食べるのも良いですね。ちょっといいお店に行くのもありです。
5◆同じような年齢のお子さんを持つ友達と遊ぶ
同じ月齢だからこそ悩みも似ています。自分だけでなく
戦っている人がいる、同じようなことに疲れている、
それもまたホッとしますし、なによりも話をすることで
ストレス発散にもなります。
子供の悩みも人と話すことで思わぬ解決を得たり、
そこまで心配することじゃなかった、と気が楽になることもあります。
6◆マッサージなど体のメンテナンスを行う
体が疲れると心も疲れるもの。特に産後で寝不足であったり、
おんぶや抱っこ時期に疲れることもあります。
体の凝りをとることで体が楽になると、
心も少し軽くなったような気持ちがするでしょう。
またマッサージで触れてもらうこともストレスを軽減してくれます。
旦那さんに寝る前にマッサージしてもらうのも良いですね。
7◆自分を綺麗に着飾る
美容室に行かなくなったり、新しい洋服を買わなくなった
という人もいます。
どうしても預けられない、お金のことを考えて自分を綺麗に
することから遠ざかってしまうこともありますが、やはり女性、
綺麗になりたいものです。
自分の髪の毛を綺麗にしたり、可愛い洋服を買うのも
ストレス発散になります。
まとめ
まさに現在、育児疲れまっただ中にいるのですが、
上が2歳、下が1歳、買い物に行けば二人で違う方面に
行ってしまうことや、抱っこのタイミングがかぶったり、
おむつを替えるタイミングも同じであったり・・・
ご飯はうろうろして食べ進みが悪かったりと、それはそれは
2人の年子を一人でみているとイライラもしますし疲れます。
諦めも必要だと思い、それなりに「放牧」していますが、
静かになると何かしでかしていないか気になるものです。
意識しなくても「私ストレスすごいたまっているな」と思う瞬間が
やはりあり、すぐに怒ってしまう時などはそれを感じます。
ありがたいことに、子供が好きな旦那なので(子供もパパっこ)
そういう点では助かっています。
どうしても多かれ少なかれある育児疲れ。
うまく乗り越えて楽しい家族でいたいですね。