子どもの日を初めて迎えるお子さんの両親も、初孫の初節句を迎える
祖父母も、実際のところどのくらいが相場で、どんなものをプレゼント
したらいいのか分からないことも多いと思います。
かといって大切な節句。
一体、どんなもので気持ちを表したらいいのか調べてみました。
子どもの日にプレゼントは必要?
子どもの日には、兜や五月人形、鯉のぼりなどを
お祝いとすることで、プレゼントは渡さない場合も多いです。
また、初節句後の毎年くる子どもの日には、みんなで食事に行くことを
お祝いとする場合もあるため、毎年プレゼントが必要とは言えません。
子どもの健やかな成長を願う親の気持ちを伝え、
子どもが親に育ててくれていることに感謝する。
このやり取りがある限り、子供の日の趣旨は
全うされていると考えてもいいでしょう。
しかし、プレゼントは「気持ち」です。
プレゼントを渡すことも時には愛情表現です。
特に祖父母は、子どもが喜ぶ顔を見たい気持ちで
プレゼントを贈ることもあるでしょう。
しかし、絶対渡さなければならないものではありません。
経済的に大変な場合もあるでしょうし、その場合には
一緒にたくさん遊んであげたり、ごちそうを作ってあげることも
「プレゼント」になりうる素敵な贈り物なのではないでしょうか。
子どもの日のプレゼントでおすすめは?
子どもの日に実際どんなものをプレゼントすれば喜ばれるか
考えてしまいますが、もらう側からすると、子供が喜ぶものや
実際に使えるもの、というのが大切になります。
■衣類
初節句を迎える時にはどのくらいの月齢か、大きさかは個人差が
あるため、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
聞いたサイズの洋服と、夏~秋を考えてワンサイズ大き目にした
洋服なども併せて贈るといいでしょう。好きなブランドなどが
あるかも聞いておくとよさそうです。
■絵本
知育にも活躍する絵本は、様々な種類があり、読み聞かせる
親の方が泣けてくることもあります。
子どもにとって今はよく分からない絵本でも、
話が理解できるようになった年齢に読み返すことで、
自分が大切にされてきたことや、親が何を伝えたかったか
くみ取れるようになった時に感慨深いものがあるでしょう。
■玩具
知育玩具などは喜ばれますし、
それなりの金額がするものです。
室内の広さにもよりますが、雨の日にも遊べるような
ブランコや滑り台などの玩具も良いでしょう。
ただし、あらかじめ持っているのか
欲しいかなども聞いておきましょう。
また、置き場があるかどうかもそのご家庭によって違うので、
置き場がないという場合には片付けやすいような玩具にしましょう。
■商品券
どんなものがいいのか考え過ぎて分からなくなって
しまうこともあるプレゼントですが、商品券の場合には
相手が好きなものを買えるところからも悪くはありません。
ただし味気ないと思われる場合もあるので
「考えたけれど難しくて、いいものを買ってあげてね」
などと伝えて渡せば問題ありません。
■カタログギフト
今は子ども用のカタログギフトもあるので、
衣類や玩具も勿論、絵本や子ども用の食器など様々選べます。
貰った方も「こんな商品があるんだ」という見る楽しみも
あるので、子ども用カタログでも十分喜ばれます。
子どもの日のプレゼントの相場をご紹介。
祖父母でも父方か母方では大きく違ってきます。
その違いは「内孫」か「外孫」の違いのためです。
初節句には、お祝い飾りを母方の祖父母が用意する風習があるため、
母方祖父母の方が金額が大きくなることがあります。
しかし現在は両家で話し合って分担したり、
住宅事情で小さな飾りに留める場合もあります。
父方の祖父母の場合には、金額としては5万円から30万円と
大きな差があり、それぞれの家庭の事情などでも変動します。
母方の祖父母の場合には、10万円から30万円と父方祖父母より
大きな額となりますが、雛人形や五月人形(兜)などを送る場合には
それらの金額も含めて考えるものとなります。
ちなみに五月人形の相場は約10万円となるので、
五月人形を贈ってお祝いとする場合もありますし、
それにプラスして現金などを渡す場合もあります。
その他、親戚の場合には「品物+5千円から1万円」
の間でのお祝いとし、兄弟の場合には「品物+5千円から1万円」
と親戚と同じです。
ご近所や知人で親しい場合には
3千円から5千円のお祝いでよいでしょう。
ただし、それぞれの家庭事情もありますので、
必ずしもこの金額でなければいけないことはありません。
品物だけでも喜ばれるものを
プレゼントすることで気持ちを表すことが大切です。
まとめ
子どもの日を迎えるにあたって、
様々プランを考える人も多い事でしょう。
可愛い孫にどんなものを贈ろうか、
どんな一日にしようか、楽しみでもありますね。
私の義父もとても喜んでいたので、
かかなり早い時期に兜を贈ってくれました。
そうやって「子どもの事を考えてくれている」
それがとてもうれしい事でもあります。
様々な家庭の形がありますが、子どもを想う気持ちで
創り上げる一日を大切に過ごしてくださいね。