子供の夏休みの工作ほど大人の手伝いが必要なものはない・・・
というほどに大変なもの。
大人が全部作ってしまったら意味がないし、
かといって子供にすべて任せるのもまだ大変な低学年。
ではどんな工作なら子供も大人もストレスなく作ることができるでしょうか?
今年が小学生になって初めての夏休みになる人も、
去年大変だった人も是非参考にしてみてください。
夏休みの工作で小学生の低学年が簡単に作るコツは?
夏休みの工作で小学生の低学年が簡単に作るためには
「単純」なものがまさに作りやすいものです。
また「日常生活で出るゴミ」をリサイクルして作ったりすることで、
ただのゴミを違うかたちにできるという発見も子供が見つけることで、
自分の中にあるアイディアが引き出せるようにしてあげたいものです。
大人の頭では気付かないようなことも
子供は気付いたり想像力を働かせていきます。
今後のためにもすべての過程を大人がするのではなく、時間はかかっても
子供主体でやっていけるようにしていくと良いでしょう。
夏休みの工作で小学生の低学年が簡単に作れるアイディアをご紹介。
では具体的にはどんな工作なら簡単に作れるでしょうか。
さっそくアイディアを紹介していきます。
◆おみくじ
お家で出るゴミの牛乳パックと割り箸で作ります。
1・中は綺麗にあらって乾かします。割り箸は1本づつに割って、
先端に当たり外れや大吉、凶などを書きます。
2・牛乳パックの底に四角い穴(割り箸2本分くらい)を開けて
割り箸を入れて、上部分を閉じれば完成です。
そこから折り紙や絵の具などで外側を自由に飾ります。
作るためには実際神社などでおみくじを引く経験をするといいでしょう。
どんなものでどんな色合いだったのか、どんなくじが出たのか。
番号だったら番号にあったくじの回答も書いて別の紙を作るのもいいですね。
ここでは工作だけでなく、日本の神社でのおみくじがどんなものか、
漢字の意味はなんなのか、などを考えることもできます。
◆わなげ
新聞紙や紙類と段ボールと牛乳パックで作ります。
1・まず輪投げの輪を作ります。新聞紙や画用紙を棒のようにしてから
輪をつくり、ガムテープなどでしっかり留めます。
この時に色のついたテープやマスキングテープを使えば可愛らしくなります。
2・牛乳パックの一辺を切り、三角形になるようにします(三角柱のようになる)
3・底に切り込みをいれて外側に広げ、ガムテープなどで暖ボールに
固定して完成です。段ボールに点数を書いたり、いくつか牛乳パックの
柱をつくってみると良いでしょう。
段ボールに絵を描いたり飾ることで出来上がりの雰囲気が変わっています。
数字を書いて5本投げた時の点数を計算するなど家族でしてみると
算数の勉強にも繋がります。
◆ボウリング
空いたペットボトルと新聞紙で作ります。
1・ペットボトルの外側のパッケージを外し、中は綺麗に洗います。
2・外側をマスキングテープなどでデザインします。
3・新聞紙を大きくまるめてガムテープでとめて完成です。
もしこの時100均などでボールを買ってくる場合には、
ビー玉や拾った石や木の実などをペットボトルに少しいれて
重みをつけてあげると少し倒れにくくなりますし見た目にも面白くなります。
新聞紙のボールだと威力が小さいので新聞紙のボールでは重くした
ペットボトルのピンは倒しづらいのでボールを買う時には重くしても良いでしょう。
◆牛乳パックのポスト
500mlのジュースのパックとトイレットペーパーの芯でポストを作ります。
1・パックの飲み口部分は折って平らにしてテープで固定します。
2・カッターで手紙を入れる部分を四角く切り、裏には下のほうに
取り出し口を作ります。(コの字型に切り込みを入れれば開閉ができます)
この時ポストを赤い紙などで貼って文字を書いて完成させておきます。
3・トイレットペーパーの芯に切り込みをいれて外側に広げます。
(ポスト本体と地面につけるように両方とも切り込みをいれる)
4・テープなどで本体に付けて固定し、最後に土台に固定して出来上がりです。
※トイレットペーパーの芯が不衛生だという方も最近増えています。
昔はそんなことあまりなかったと思いますが今はそういう人もいるので
その場合にはサランラップの芯を穴をふさぐようにして紙などで包んで、
接着剤などで本体と柱をくっつけるようにすればよいでしょう。
接着剤を付ける面は芯の穴をふさぐ紙部分です。
お家でお手紙を書いて郵便屋さんごっこなどもできますし、
手紙を書くことで文字の練習にも繋がります。
実際のポストを観察してみるといいですね。
まとめ
手のかかる夏休みの工作も、終わってしまえば一安心。
簡単に子供と楽しみながら作る事で、夏休みの課題に
うんざりすることもしなくて済みますね。
まだまだ親の手が必要な年齢かもしれませんが、
子供主体で出来る工作なら子供の自信にも繋がります。
自由にデザインさせたりすることもまた想像力を刺激するので、
夏休みの宿題面倒くさいなと思う人がほとんどとは思いますが、
子供の可能性を広げるお手伝いだと思って、楽しんで一緒に
つくってみてくださいね。