勉強の差し入れは効果大なのでしょうか？
子供が喜ぶ差し入れのメニューやタイミングも知りたいですよね。
私個人的には、勉強中の母親からの差し入れはあまり経験がなかったものの、
今は働きながら自分で差し入れをしているな、と気付いたところです。
勉強の差し入れは効果大？
勉強を頑張るわが子に何か差し入れを・・・と思う親は多いもの。
勉強を一人でやっている状況や、友達同士や仲のいい幼馴染などと
一緒に勉強しているなど、様々な勉強している状況がありますが、
一般的に勉強の差し入れはうれしいものです。
母親が自分の勉強している努力を応援してくれていると感じますし、
頑張ろうと思える気持ちも出てきます。
ただし、勉強中の差し入れが過度になったり、頻回になり過ぎると、
せっかく勉強に集中していた状態を一度打ち切らなければならない
という状況になり、逆効果になることも。
ですから、実は差し入れのタイミングや何を差し入れるかは
とても大切な内容になります。
差し入れは確かに効果がありますが、環境が整ってこその
差し入れと考えたほうが良いでしょう。
勉強の差し入れで子供が喜ぶメニューとタイミングをご紹介。
差し入れを、どのタイミングですればいいのか、と考えてしまいますが、
常識的に子供が勉強に集中している時間帯はさけたほうが良いでしょう。
たとえば一般的な学生や若い人は勉強に集中する時間は90分。
少し年齢が下がると60分～75分と短くなります。
そして集中力の波は約15分周期になっていますので、
その隙間を狙ったらいいと言えます。
たとえば受験勉強をしている子供が、21時から勉強を始めた場合には
22時半または24時になる前などがちょうどいいでしょう。
集中していると脳はフル回転しています。
この時、脳はブドウ糖を使っています。
ブドウ糖が脳のエサになるわけですが、
一般的に１時間に必要なブドウ糖は5ｇです。
あまり過剰に摂ってしまうとインスリンが分泌し、
せっかくの糖が脂肪細胞に運ばれます。そうすると脳に栄養が届きません。
また食べ過ぎて眠くなってしまうと勉強に身が入らなくなるので
量などを適切にするほうがよさそうです。
■どんなものがいいのか
ブドウ糖（グルコース）が多い食品は、お米、パン、麺類、ぶどう、
バナナ、ごぼう、おいもなどです。
本格的な食事をしたい男の子の場合などは、
おにぎりや煮込みうどんなども良いでしょう。
あまり血糖値を上げすぎず適度な糖分となると、
フルーツやチョコレートなどが良いでしょう。
チョコレートにはポリフェノールも入っているので、
集中力や記憶力をあげてくれます。
豆乳などの大豆製品はレシチンが入っています。
記憶力の向上に良いでしょう。豆乳がもともと好きな子にもおすすめ。
小腹がすいた時に豆乳とグラノーラで糖分補給と
ちょっとした満足感も良いですね。女子向けかもしれません。
食べるものはそこまで必要ない、小食な子には飲み物が良いでしょう。
ココアなどは糖分補給にもなりますし、神経がピリピリしている時にも
気持ちを落ちつけてくれます。
ストレス緩和にも役立つので、勉強がつらい時に差し入れたい１杯です。
他に喜ばれるものは、飴やガムなど口に気軽に入れられるものです。
手も汚れないし食べながらも集中できるものとしてほしいと思う人もいます。
ガムは集中力アップにもなりますし、夜食などを食べ過ぎて
しまわないようにする際にも使えます。
例としては
【バナナ・チョコ２個、コーヒー（眠気覚まし、他に糖分があるので糖分なし）】
【豆乳・チョコレート３つ】や【おにぎり１個、お茶、ガム】など、多すぎず
少なすぎず、効率的なものを差し入れるといいでしょう。
他にも子供から「これがいい」というリクエストがあれば、
それに応えてあげましょう。
叶えてくれたことが励ましにもなって頑張れるでしょう。
まとめ
勉強をしている時に何か差し入れを貰えると
やはりうれしいものですよね。
受験シーズンだと家族もピリピリしたり、何かと疲れたりしますが、
だからこそ体に入れるもので助けてあげたいところです。
私も仕事をしている時にはちょっと甘いものが
欲しくなることがあります。
私の場合は糖分０のチョコにしていますが、それでも甘いものを食べた
「満足感」が自分へのご褒美になるのでちょうどいいのです。
また足を温かく、頭を涼しく「頭寒足熱」の環境も
大切なのだそうです。その方が集中できるとか。
差し入れを今後する場合には是非参考にしてくださいね。
